59PM047|第59回 理学療法士国家試験 過去問
予防接種法に基づく集団予防を目的とした定期接種に該当する疾患で正しいのは どれか。2 つ選べ。
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正解: 2・3
正答
2.B 型肝炎 ・ 3.日本脳炎
この問題のポイント
予防接種法上の「定期接種」とは、国が定めた対象年齢・対象者に、義務的または推奨される形で提供される予防接種のうち、公的機関が制度的に管理・推進するものを指す。この中で、集団予防を目的とした定期接種に該当するのは、B型肝炎と日本脳炎である。
解説
「定期接種」とは、予防接種法に定められた対象者に、一定のタイミングで接種を推進する制度である。B型肝炎は、2016年10月以降、生後1歳未満の乳児を対象に、予防接種法に基づく定期接種に含まれている。血液や体液を介して感染するため、慢性化リスクが高いことから、公的制度で積極的に推進されている。日本脳炎は蚊を媒介として感染し、重症化すると脳炎を引き起こすため、幼児期に予防接種が推奨されており、予防接種法上の定期接種に位置付けられている。
一方、A型肝炎は汚染された飲食物を介して感染し、予防接種法上の定期接種には含まれず、任意接種として提供されている。インフルエンザは毎年推奨されるが、季節性インフルエンザワクチンは任意接種であり、定期接種法の対象外である。流行性耳下腺炎(ムンプス)は推奨されているが、予防接種法上の定期接種には含まれていない。
選択肢の確認
1.A 型肝炎:任意接種。定期接種法に該当しない。
2.B 型肝炎:生後1歳未満の乳児を対象に、予防接種法上の定期接種に含まれる。
3.日本脳炎:幼児期に接種される定期接種に該当。
4.インフルエンザ:年間推奨だが、任意接種。定期接種法対象外。
5.流行性耳下腺炎:推奨ありだが、定期接種法に含まれない。
覚えるポイント
「B型肝炎と日本脳炎は、公的制度で乳児・幼児に定期的に接種される」→「Bと日」を覚えて、B・日(B型肝炎・日本脳炎)と結びつけよう。