110Q050|第110回 薬剤師国家試験 過去問
造粒に用いる機器のうち、混合、造粒、乾燥の工程を同一装置内で行うことが できるのはどれか。1つ選べ。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
流動層造粒機は、粉体の混合、結合液の噴霧による造粒、熱風による乾燥を同一装置内で連続して行えます。
解説
流動層造粒では、装置下部から送る気流で粉体を流動化させます。流動している粒子へ結合液を噴霧すると、湿潤した粒子同士が凝集して顆粒となり、そのまま熱風で乾燥できます。工程を一つの密閉装置内で進められるため、移し替えが少なく、混合・造粒・乾燥を一貫して行えることが特徴です。他の機器は転動、押出し、液滴の噴霧乾燥、乾式破砕など、主となる造粒原理が異なります。
選択肢の確認
1.流動層造粒機:正答。混合、結合液噴霧による造粒、乾燥を同一装置で行えます。
2.転動造粒機:粉体を転動させながら核を成長させる方式です。
3.押出し造粒機:湿潤塊をスクリーンから押し出して成形します。
4.噴霧乾燥造粒機:薬液や懸濁液を微粒化し、熱風中で乾燥させます。
5.破砕造粒機:圧縮成形した塊などを砕いて粒度を整える乾式法です。
覚えるポイント
流動層造粒は下からの気流で粉体を浮遊させ、「混合・造粒・乾燥」を一台で行います。