109Q214第109回 薬剤師国家試験 過去問

65 歳女性。腰背部痛のため近隣の整形外科クリニックを受診したところ、 骨粗しょう症と診断され、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。 (処方1 ) エルデカルシトールカプセル0.75 μg 1 回1 カプセル(1 日1 カプセル) 1 日1 回 朝食後 14 日分 (処方2 ) アセトアミノフェン錠300 mg 1 回1 錠 痛みが強い時 10 回分(10 錠) (処方3 ) ジクロフェナクNa テープ30 mg(10 × 14 cm 非温感)2 袋(7 枚/袋) 1 回1 枚 痛いところに貼付 処方薬を使用する際に、定期的に検査する必要がある項目はどれか。1つ選べ。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

活性型ビタミンD3製剤エルデカルシトールの主要な検査項目を選びます。

解説

エルデカルシトールはビタミンD受容体を介して腸管からのカルシウム吸収等を高めるため、高カルシウム血症を起こすことがあります。投与中は血清カルシウムを定期的に測定し、口渇、多尿、悪心、倦怠感などにも注意します。高カルシウム血症は腎機能障害や尿路結石につながり得るため、腎機能も併せて観察しますが、選択肢中の必須項目は血清カルシウムです。なお、packの処方量はOCRでngとなっていますが、公式画像では0.75 μgです。

選択肢の確認

1.エルデカルシトールの血中濃度:通常、治療薬物モニタリングの対象ではありません。
2.血清カルシウム:正答です。高カルシウム血症の早期発見に必要です。
3.血中TSH(甲状腺刺激ホルモン):甲状腺機能を直接変化させる薬ではなく、定期検査の中心ではありません。
4.血清カリウム:提示薬による主要な定期検査項目ではありません。
5.血糖:エルデカルシトールの主要な安全性指標ではありません。

覚えるポイント

活性型ビタミンD製剤では血清Caを測る、と結び付けます。高値なら休薬等を検討します。

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