109Q058第109回 薬剤師国家試験 過去問

メチルフェニデート塩酸塩が適用される疾患はどれか。1つ選べ。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

メチルフェニデートは中枢神経刺激薬です。日中の耐え難い眠気や睡眠発作を示すナルコレプシーに用います。

解説

メチルフェニデートはドパミンおよびノルアドレナリンのトランスポーターを阻害し、シナプス間隙でのモノアミン作用を高めます。覚醒作用によりナルコレプシーの過度の日中眠気や睡眠発作を改善します。製剤により注意欠如・多動症に用いるものもありますが、提示された疾患の中で適応となるのはナルコレプシーです。依存性や不眠、食欲低下、循環器系への影響に注意して厳格に管理します。

選択肢の確認

1.閉塞隅角緑内障:散瞳などで眼圧上昇を悪化させるおそれがあり、適応ではありません。
2.重症うつ病:治療適応ではなく、精神症状の悪化にも注意が必要です。
3.糖尿病性腎症:血糖・血圧管理や腎保護を中心に治療し、本薬は用いません。
4.くも膜下出血:出血への緊急治療と再出血予防が必要で、本薬の適応ではありません。
5.ナルコレプシー:正答。覚醒を促し、日中の過度の眠気や睡眠発作を改善します。

覚えるポイント

メチルフェニデートは中枢刺激薬で、取り扱いには厳重な管理が必要です。選択肢ではナルコレプシーを結びつけます。

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