109Q051第109回 薬剤師国家試験 過去問

有効成分を速やかに溶解させ、口腔粘膜から吸収させる口腔用錠剤はどれか。 1つ選べ。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

口腔内で崩れる錠剤でも、薬物を口腔粘膜から吸収させるものと、嚥下後に消化管から吸収させるものを区別します。

解説

舌下錠は舌の下に置き、有効成分を唾液に速やかに溶かして舌下粘膜から吸収させる製剤です。豊富な血流へ直接移行するため作用発現が速く、消化管での分解や肝初回通過効果を大きく回避できます。口腔内崩壊錠も口の中で速やかに崩れますが、通常は崩壊物を嚥下し、薬物は主に消化管から吸収されます。剤形名に示された投与操作と吸収部位を対応させることが大切です。

選択肢の確認

1.溶解錠:水に溶かして溶液として服用する錠剤で、口腔粘膜吸収を目的としません。
2.舌下錠:正答。舌下で速やかに溶解させ、有効成分を口腔粘膜から吸収させます。
3.チュアブル錠:かみ砕いてから服用し、主に嚥下後の投与を容易にする錠剤です。
4.口腔内崩壊錠:水なしでも口腔内で崩壊しますが、基本的には嚥下して消化管から吸収させます。
5.発泡錠:水中で二酸化炭素を発生させながら溶解または分散させてから服用します。

覚えるポイント

「口腔内で速く崩れる」と「口腔粘膜から吸収される」は同義ではありません。舌下錠は吸収部位まで剤形設計に含まれます。

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