109Q017|第109回 薬剤師国家試験 過去問
予防接種が勧奨されている子宮頸がんのリスク要因はどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
子宮頸がんの主要な原因は、高リスク型ヒトパピローマウイルスの持続感染です。性感染症の原因微生物すべてが発がん性をもつわけではありません。
解説
ヒトパピローマウイルスのうち高リスク型、特に16型・18型などの持続感染は、子宮頸部上皮内病変を経て子宮頸がんへ進展する重要なリスク要因です。HPVワクチンは感染前に接種することでワクチン型HPVによる病変を予防するため、対象年齢で接種が勧奨されています。ただし、既に成立した感染や病変を治療するワクチンではなく、接種後も対象者は子宮頸がん検診を受けることが大切です。
選択肢の確認
1.ヒト単純ヘルペスウイルス:性器ヘルペスなどの原因ですが、子宮頸がん予防ワクチンの標的ではありません。
2.梅毒トレポネーマ:梅毒の原因となる細菌で、子宮頸がんの主要な発がん因子ではありません。
3.クラミジア・トラコマチス:性器クラミジア感染症の原因で、HPVワクチンの対象ではありません。
4.ヒトパピローマウイルス:正答。高リスク型の持続感染が子宮頸がんの主要因です。
5.淋菌:淋菌感染症を起こしますが、子宮頸がん予防接種の対象ではありません。
覚えるポイント
HPVワクチンは一次予防、子宮頸がん検診は二次予防です。接種と検診を組み合わせて発症・死亡リスクを下げます。