61PM063第61回 作業療法士国家試験 過去問

刺激と反応の組合せで正しいのはどれか。

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正解: 5

正答

5.副交感神経 ── 直腸平滑筋の収縮

この問題のポイント

交感神経と副交感神経の機能を正確に区別できるかどうかが鍵です。特に、内臓器官における神経支配の反応は、臨床的にも重要です。排便のメカニズムを理解することで、神経調節の基本を確認できます。

解説

副交感神経は、消化管の活動を促進する役割を持ち、特に直腸平滑筋の収縮を引き起こします。これにより、内肛門括約筋が弛緩し、排便が促進されます。この作用は、消化管の蠕動運動を増強し、食物の排出を助けます。逆に、交感神経は消化活動を抑制し、代わりにエネルギー代謝や警戒反応を優先します。

この反応は、副交感神経が「休息・digestion(消化)」状態を司るための典型的な機能です。臨床的にも、排便障害の原因として副交感神経の機能低下(例:神経性便秘)が関与することがあります。

選択肢の確認

1.交感神経 縮 瞳:誤り。縮瞳は副交感神経(動眼神経)の作用。交感神経は散瞳を引き起こす。
2.交感神経 気管支の収縮:誤り。気管支収縮は副交感神経の作用。交感神経は気管支を拡張させる。
3.交感神経 心拍数の減少:誤り。心拍数の減少は副交感神経(迷走神経)の作用。交感神経は心拍数を増加させる。
4.副交感神経 立毛筋の収縮:誤り。立毛筋は交感神経が支配する。副交感神経は関与しない。
5.副交感神経 直腸平滑筋の収縮:正しい。副交感神経が直腸平滑筋を収縮させ、排便を促進する。

覚えるポイント

「副交感=消化を促す」「交感=警戒を促す」という2つの神経の役割をイメージすると、反応の組み合わせが整理されます。特に、直腸平滑筋の収縮は副交感神経の典型的な作用であり、試験で頻出です。

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