61PM026第61回 作業療法士国家試験 過去問

知能指数が算出できるのはどれか。

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正解: 5

正答

5.Kohs 立方体組み合わせテスト

この問題のポイント

知能指数(IQ)を算出できる検査は、非言語的で動作性の能力を評価する検査に限られる。作業療法においては、言語障害や聴覚障害の患者にも適用可能な検査が求められるため、その特性をもつ検査が正解となる。

解説

知能指数(IQ)は、WAIS、WISC、田中ビネーなどに代表される知能検査で算出されるが、選択肢の中ではKohs立方体組み合わせテストのみがIQ換算が可能である。この検査では、色付きの立方体を使って指定された図案を再現するパフォーマンスが評価され、その速度・正確性から精神年齢を推定し、IQに換算できる。非言語的であるため、言語機能に依存せず、高齢者や認知症患者、言語障害者にも適した評価が可能である。

他の検査は、認知機能の一部(記憶、視空間、行動)を評価するが、IQの算出には向かない。MMSEは認知症スクリーニング、RBMTは行動記憶、SLTAは失語症、Rey複雑図形検査は視空間記憶評価であり、いずれも知能指数の算出には対応していない。

選択肢の確認

1.MMSE:認知症スクリーニングで30点満点だが、IQは算出されない。
2.RBMT:日常記憶の評価でIQは算出されない。
3.SLTA:失語症の評価でIQは関与しない。
4.Rey 複雑図形検査:視空間構成と記憶を評価。IQ換算不可。
5.Kohs 立方体組み合わせテスト:非言語的で動作性IQを算出可能。正解。

覚えるポイント

「言語に依存せず、動作で知能を測れる検査」=Kohs立方体組み合わせテスト。作業療法で高齢者や非言語患者を対象にした知能評価を行う際、この検査が唯一のIQ換算可能な選択肢である。

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