60AM032第60回 作業療法士国家試験 過去問

金銭管理が含まれている評価法はどれか。2 つ選べ。

2つ選択
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正解: 3・5

正答

3・5

この問題のポイント

日常生活活動(ADL)や手段的日常生活活動(IADL)の評価において、金銭管理は「請求書の支払い」「買い物」「預金の確認」など、高齢者や障がい者において重要な生活機能として位置づけられます。評価法に「金銭管理」が明確に含まれるかどうかを判断する際は、その尺度がどのような生活領域をカバーしているかを確認することが重要です。

解説

作業療法において、日常生活の自立を評価するための尺度の中でも、金銭管理を評価項目として含むものは限られます。特に「老研式活動能力指標」は、高齢者のIADLを13項目で評価するもので、「請求書の支払いをする」という項目が明確に含まれており、金銭管理の能力を評価できるものです。また、「介護予防事業の基本チェックリスト」は、ADL・IADLの幅広い項目を25項目にまとめた簡易スクリーニングツールで、その中には「金銭管理」が含まれています。これらは実際の生活シーンに即した評価項目を持ち、現場での利用に適しています。

選択肢の確認

1.FAI:脳卒中後のIADLを評価するが、金銭管理の項目は含まれない。
2.SF-36:健康関連の生活質の評価で、金銭管理とは無関係。
3.老研式活動能力指標:請求書の支払いを含むため、金銭管理を評価できる。
4.興味・関心チェックリスト:作業へのモチベーションを評価するもので、生活機能とは関係ない。
5.介護予防事業の基本チェックリスト:金銭管理を含む25項目のチェックリストで、実務に即した評価が可能。

覚えるポイント

「金銭管理」を含む評価法は、高齢者向けの生活機能評価に特化したもの。特に「老研式活動能力指標」と「介護予防事業の基本チェックリスト」が、日常生活の自立を評価する際の重要なツールです。他の選択肢は、生活機能の評価とは異なる目的を持ち、金銭管理項目を含んでいないため、誤りです。

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