60AM021|第60回 作業療法士国家試験 過去問
診療報酬の疾患別リハビリテーションで正しいのはどれか。2 つ選べ。
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正解: 4・5
正答
4・5
この問題のポイント
診療報酬の「疾患別リハビリテーション料」に関する実務上の義務とルールを、臨床現場で正確に把握することが求められます。特に、実施記録の記載方法や算定日数の制限は、報酬請求の適正性と医療機関の運営に直接影響します。
解説
作業療法士が実施するリハビリテーションの報酬請求において、正確な記録とルール遵守が重要です。
4は、リハビリテーション実施記録に「実施時刻を正確に記載する」ことが義務付けられており、診療報酬の適正請求のための基本的な要求です。時刻の記録は、治療の継続性や効果評価、報酬請求の正当性を確保するために不可欠です。
5は、各疾患別に設定された「算定日数の上限」(例:脳血管疾患180日、運動器疾患150日など)が定められており、その上限を超える場合は報酬請求が認められません。これは、医療資源の適正利用を目的としています。
一方、1は誤り。診療報酬の改定は2年に1度(偶数年)行われ、3年に1度とは異なります。
2は誤り。疾患別リハビリテーション料は、医師の指示のもと、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が実施・算定できますが、看護師なども特定の条件のもとで算定できる場合があります。
3は誤り。単位は20分で、15分とは異なります。
選択肢の確認
1.診療報酬は3 年に1 度改定される。:誤り(2年に1度)
2.疾患別リハビリテーション料は療法士のみが算定できる。:誤り(医師指示のもと、多様な職種が可能)
3.疾患別リハビリテーション料は15 分を1 単位で算定する。:誤り(20分が単位)
4.リハビリテーション実施記録には実施時刻を正確に記載する。:正しい
5.疾患別リハビリテーション料には算定日数の上限が定められている。:正しい
覚えるポイント
実施記録に時刻を正確に記載し、算定日数の上限を意識することが、診療報酬の適切な管理につながります。現場でこれらのルールを確認・実行することで、医療の質と効率が向上します。