59PM039第59回 作業療法士国家試験 過去問

最もエビデンスレベルが高いのはどれか。

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正解: 4

正答

4.メタアナリシス

この問題のポイント

作業療法士国家試験で問われる「エビデンスレベル」とは、臨床判断に用いる情報の信頼性を評価するための階層です。最も高いレベルは、複数の研究を統合して全体的な結論を導くもので、その中でもメタアナリシスが最も信頼性が高いとされています。

解説

臨床的判断を支えるためには、研究の信頼性を評価することが重要です。エビデンスレベル(EBM)では、研究の設計やその結果の一般化可能性に基づいて順位が付けられます。この中で、メタアナリシスは複数のランダム化比較試験(RCT)を統計的に結合し、より大きなサンプルで確実な結論を導くため、最も高いエビデンスレベルとされています。特に、作業療法においては、治療効果の比較や介入の有効性を確認する際に、複数の研究をもとにした総合的評価が求められます。

一方、ランダム化比較試験(RCT)は非常に高い品質を持ちますが、単一研究にとどまっているため、メタアナリシスに比べて信頼性がやや低いとされています。コホートや症例対照研究は観察研究で、交絡要因の影響を受けやすく、記述研究は比較対照がなく、最も低いレベルです。

選択肢の確認

1.記述研究:比較対照なし、信頼性が極めて低い。
2.コホート研究:前向き観察で信頼性は高いが、RCTより低い。
3.症例対照研究:後ろ向きで交絡因子の影響を受けやすい。
4.メタアナリシス:複数のRCTを統合し、最も高いエビデンスレベル。
5.ランダム化比較試験:個別研究として強いが、メタアナリシスに次ぐ。

覚えるポイント

「メタ=総合」「アナリシス=分析」→ 複数の研究を「総合的に分析」することで、最も信頼できる結論が得られる。作業療法の臨床判断において、こうした総合的データは最も重要です。

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