59PM037|第59回 作業療法士国家試験 過去問
日本ACLS〈Advanced Cardiovascular Life Support〉協会の定める一次救命措置 のアルゴリズムの①から④の順で正しいものはどれか。 ① 呼吸確認 ② 心肺蘇生開始 ③ 周囲の安全確認 ④ 緊急通報とAED の準備
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正解: 4
正答
4.③-④-①-②
この問題のポイント
一次救命措置(BLS)では、救助者の安全が最優先です。その上で、反応確認を行い、緊急通報とAEDの準備を進め、その後呼吸確認を行い、最終的に心肺蘇生を開始します。この流れは国際的な標準(JRC/AHA)と一致しており、作業療法士の臨床的判断においても基本的な安全確保のプロセスとして重要です。
解説
一次救命措置のアルゴリズムは、患者の安全を確保するための順序に基づいています。まず、周囲の安全確認(③)が最初に行われます。救助者が安全であることを確認した上で、患者に反応があるかを確認します。反応がない場合、すぐに緊急通報とAED(自動体外式除細動器)の準備(④)を実施します。次に、患者の呼吸を確認(①)し、呼吸がなければ胸骨圧迫(心肺蘇生)を開始(②)します。この順序は「安全・反応・通報・呼吸・蘇生」という簡易なフレームで記憶可能で、臨床現場で迅速かつ安全に行動できるよう、作業療法士も基本的な知識を必須とされています。
選択肢の確認
1.①-②-③-④:呼吸確認から始まるため、安全確認が先にない。誤り。
2.②-③-①-④:心肺蘇生を最初に実施するのは、救助者の安全を無視した行動。誤り。
3.③-①-④-②:呼吸確認前に緊急通報をしない。反応確認がなければ通報は遅れる。誤り。
4.③-④-①-②:安全確認→通報・AED→呼吸確認→心肺蘇生開始。正しく、国際標準に一致。
5.④-③-①-②:通報を安全確認前に実施。救助者の安全が確保されていないため誤り。
覚えるポイント
「安全なくして救助なし」を意識し、安全確認→緊急通報・AED準備→呼吸確認→心肺蘇生開始の流れを「安全・反応・通報・呼吸・蘇生」として記憶すると、迅速かつ誤りのない対応が可能になります。