119B18|第119回 医師国家試験 過去問
総合診療・救急・ケア救急・集中治療創傷処置・基本手技
動脈採血に最も適しているのはどれか。
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正解: d
正解
d 大腿動脈
解説
動脈採血では、拍動を触知しやすいこと、穿刺しやすいこと、止血しやすいことが重要です。
日常診療では通常橈骨動脈が第一選択ですが、この設問の選択肢には含まれていません。
そのため、選択肢の中で最も適しているのは 大腿動脈 です。
大腿動脈は太く、拍動を触知しやすいため、動脈採血や緊急時の動脈確保の候補になります。
一方で、感染や血腫などの合併症には注意が必要です。
各選択肢の整理
a 総頸動脈
重要血管であり、通常の動脈採血部位としては不適切です。
合併症リスクの面からも選びません。b 鎖骨下動脈
穿刺や圧迫止血が容易ではなく、一般的な動脈採血部位ではありません。c 尺骨動脈
候補になることはありますが、通常は第一選択ではありません。
選択肢の中で最も適切とはいえません。d 大腿動脈
太くて拍動を触れやすく、選択肢の中では最も適しています。
正解です。e 膝窩動脈
通常の動脈採血部位ではありません。
体位や圧迫止血の面でも適しません。
ひっかけポイント
国試では、本来の第一選択が選択肢にないために迷わせる問題がよくあります。
動脈採血の基本は橈骨動脈ですが、選択肢内で比較したときは大腿動脈が最も妥当です。
覚えるポイント
- 動脈採血の第一選択は通常橈骨動脈。
- 選択肢にない場合、太くて触れやすい大腿動脈を選ぶ。
- 重要血管で圧迫しにくい部位は不適切である。
