117F7|第117回 医師国家試験 過去問
小児・周産期・女性医学産婦人科妊娠生理・健診
正常な妊娠経過において妊娠前と比較して妊娠中期に低下するのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: a・c
正解
a 血圧
c 血漿浸透圧
妊娠中期の生理的変化
正常妊娠では、母体は胎児発育に合わせて循環、腎機能、水分バランスが大きく変化します。
その中で、妊娠中期に低下する代表が血圧と血漿浸透圧です。
正しい選択肢
a 血圧
妊娠中期は末梢血管抵抗が低下するため、血圧はやや下がるのが一般的です。
特に拡張期血圧が下がりやすく、妊娠中期に最低となることが多いです。
c 血漿浸透圧
妊娠では水分貯留が進み、血液がやや希釈されるため、血漿浸透圧は低下します。
誤りの選択肢
b 体重
妊娠に伴い増加します。
d 循環血液量
胎盤循環維持のために増加します。
妊娠中は血漿量の増加が目立ちます。
e 糸球体濾過量
腎血流増加に伴い、増加します。
そのため、妊婦では血清クレアチニンが低めになることがあります。
覚えるポイント
妊娠中期では
- 血圧は下がる
- 血漿浸透圧は下がる
- 体重、循環血液量、糸球体濾過量は上がる
という組み合わせで整理すると覚えやすくなります。