117D12|第117回 医師国家試験 過去問
内科系腎・泌尿器泌尿器腫瘍
精巣腫瘍の治療方針決定に使われる血液検査はどれか。3つ選べ。
3つ選択
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正解: a・b・e
正解
a ヒト絨毛性ゴナドトロピン〈hCG〉
b α-フェトプロテイン〈AFP〉
e LD
解説
精巣腫瘍では、hCG、AFP、LD〈LDH〉 が重要な腫瘍マーカーであり、
診断補助だけでなく、病期評価、治療方針決定、治療効果判定、再発監視に用いられる。
重要な3つ
- hCG
- AFP
- LD
この3つが国試での基本である。
マーカーの意味
hCG
非セミノーマで上昇しやすく、セミノーマでも上昇することがある。AFP
非セミノーマで重要である。
セミノーマ単独では通常上昇しないため、上昇していれば非セミノーマ成分を考える。LD
腫瘍量や病勢を反映し、予後評価にも使われる。
各選択肢の検討
a ヒト絨毛性ゴナドトロピン〈hCG〉
正しい。精巣腫瘍の代表的マーカーである。b α-フェトプロテイン〈AFP〉
正しい。非セミノーマで重要である。c CA19-9
誤り。主に膵、胆道系や消化器腫瘍で用いられる。d CEA
誤り。主に消化器癌などで使うことが多い。e LD
正しい。精巣腫瘍の病勢評価に重要である。
ひっかけポイント
LD は腫瘍特異性が高いわけではないため見落としやすいが、
精巣腫瘍では治療方針決定に使う重要マーカーの一つである。
覚えるポイント
精巣腫瘍の3大マーカー = hCG、AFP、LD
この並びはそのまま覚える。