116F70第116回 医師国家試験 過去問

内科系感染症感染症総論

中心静脈ポートの再造設に際して誤っているのはどれか。

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正解: d

正解

  • d 新しい中心静脈ポートを抗菌薬に浸してから留置する。

解説

中心静脈ポート感染のあとに再造設を行う際は、感染が十分にコントロールされていることを確認してから、安全な部位に新たに留置することが重要です。

したがって、

  • 血液培養の陰性化を確認する
  • 感染していた部位を避ける
  • 静脈閉塞のない部位を選ぶ
  • 留置後に位置確認を行う

といった対応は適切です。

一方で、新しいポートを抗菌薬に浸してから留置することは、標準的に推奨される手技ではありません。

各選択肢の検討

  • a 血液培養の陰性化を確認後に行う。
    適切です。感染が持続したまま再留置すると、再感染の危険があります。

  • b 抜去した部位を避けて造設する。
    適切です。感染部位や周辺組織を避けて、新しい部位に造設します。

  • c 明らかな静脈閉塞がない部位を選択する。
    適切です。安全な留置と機能維持のために重要です。

  • d 新しい中心静脈ポートを抗菌薬に浸してから留置する。
    誤りです。一般的に推奨されていない方法であり、これが正解です。

  • e 造設後にエックス線写真で位置を確認する。
    適切です。カテーテル先端位置や気胸などの合併症確認に必要です。

ひっかけポイント

「感染予防のため抗菌薬に浸す」という発想は一見もっともらしく見えますが、標準的手技ではない点が重要です。
国試では、一般的に推奨される実際の管理を選ぶことがポイントです。

覚えるポイント

  • ポート再造設は、感染コントロール後に行う。
  • 以前の感染部位を避ける
  • 留置後は画像で位置確認を行う。

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