34PM81|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
大腿骨の骨折で誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、大腿骨遠位部の骨折で、骨折型・骨折線・骨片転位の組合せが問われています。
「誤っているのはどれか」なので、正答選択肢は記述として誤っているものです。
解説
大腿骨遠位部の骨折では、受傷時の膝関節肢位や外力方向によって、骨折線の走行や遠位骨片の転位方向が変わります。
大腿骨顆上骨折には屈曲型と伸展型があり、屈曲型の骨折線は「前上方から後下方」ではなく、これと反対方向に整理されます。したがって、選択肢1は誤りです。
大腿骨遠位骨端線離開の伸展型では、遠位骨片が前上方へ転位しやすいことが重要です。また、大腿骨外顆骨折や内顆骨折では、顆部の骨折線と骨片転位をそれぞれ整理します。
ひっかけポイント
大腿骨遠位部の問題では、骨折名だけでなく「骨折線の向き」と「遠位骨片の転位方向」を分けて確認します。
選択肢の確認
1.大腿骨顆上屈曲型骨折の骨折線は前上方から後下方に走行する。
正答。記述としては誤り。
大腿骨顆上屈曲型骨折の骨折線は、この記述のように前上方から後下方へ走行するとは扱いません。骨折型と骨折線の向きを取り違えないことが重要です。
2.大腿骨遠位骨端線離開伸展型では遠位骨片は前上方に転位する。
記述としては正しい。
大腿骨遠位骨端線離開の伸展型では、遠位骨片が前上方へ転位することがあります。骨端線損傷では骨片転位と血管・神経損傷の確認が重要です。
3.大腿骨外顆骨折の骨折線は顆間窩から外側上顆近位部に走行する。
記述としては正しい。
大腿骨外顆骨折では、骨折線が顆間窩から外側上顆近位部へ走行するものとして整理します。関節面を含むため、膝関節機能への影響に注意します。
4.大腿骨内顆骨折では骨片は内上方に転位する。
記述としては正しい。
大腿骨内顆骨折では骨片が内上方に転位しやすいと整理します。大腿骨顆部骨折では、関節面の整復状態が膝機能に大きく関係します。
覚えるポイント
- 大腿骨遠位部骨折では骨折線の方向と骨片転位をセットで覚える。
- 大腿骨遠位骨端線離開伸展型では、遠位骨片は前上方へ転位しやすい。
- 顆部骨折は関節面損傷を伴うため、膝関節機能障害に注意する。
- 「誤っているのはどれか」では、正答選択肢の記述内容が誤りである。