34AM83第34回 柔道整復師国家試験 過去問

生理学・運動学細胞・筋・神経生理神経伝導・反射

神経伝導速度が最も遅いのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、神経線維の伝導速度が問われています。線維が太く、髄鞘(ミエリン)があるほど速いという原則を使います。

解説

神経線維は、太くて髄鞘がある(有髄)ものほど伝導速度が速く、細くて髄鞘のない(無髄)ものほど遅くなります。

温受容器からの情報を伝えるのは、無髄で細いC線維です。無髄のため伝導速度が最も遅くなります。

他の線維は太い有髄線維で、速く伝わります。特に筋紡錘からの情報を伝えるIa群(I群)線維は最も太く、速い部類です。

ひっかけポイント
温覚は無髄のC線維で遅く伝わります。「太い有髄=速い」「細い無髄=遅い」を基準に考えます。

選択肢の確認

1.侵害受容器からの求心性線維
誤り。
痛みを伝える線維には、速い有髄線維(鋭い痛み)も含まれ、温受容器のC線維より速い経路があります。最も遅いとはいえません。

2.温受容器からの求心性線維
正しい。
無髄で細いC線維が伝えるため、伝導速度が最も遅くなります。

3.筋紡錘からの求心性線維
誤り。
最も太い有髄線維(Ia群)で、伝導速度はとても速い部類です。

4.骨格筋への遠心性線維
誤り。
運動を伝える太い有髄線維(Aα)で、伝導速度は速いです。

覚えるポイント

  • 伝導速度は太く有髄ほど速い、細く無髄ほど遅い
  • 温受容器は無髄のC線維で最も遅い。
  • 筋紡錘のIa群、運動の遠心性線維は太く速い。

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