34AM125|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学炎症・免疫・アレルギーアレルギー・AIDS
I型アレルギーに関与するのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、アレルギーの型と関与する免疫グロブリンが問われています。I型アレルギーの主役となる抗体を覚えているかがポイントです。
解説
アレルギーは反応のしくみで4つの型に分けられます。I型アレルギーは、抗原が体に入ってからすぐに症状が出る即時型です。
I型では、IgEが肥満細胞や好塩基球の表面に結合し、そこに抗原がつくと細胞からヒスタミンなどが放出されます。これが、じんましん、気管支喘息、花粉症、アナフィラキシーなどを起こします。
他の免疫グロブリンの主な役割は次のとおりです。
- IgG → 血液中で最も多く、感染防御の主力。II型・III型アレルギーに関与。
- IgM → 感染の初期に最初につくられる大きな抗体。
- IgA → 唾液・腸液・母乳などの分泌液に多く、粘膜を守る。
ひっかけポイント
「I型(即時型)アレルギー=IgE」とセットで覚えます。花粉症やアナフィラキシーがI型の代表です。
選択肢の確認
1.IgG
誤り。
血液中で最も多い抗体で、感染防御の主力です。I型ではなくII型・III型アレルギーに関与します。
2.IgM
誤り。
感染初期に最初につくられる大きな抗体です。I型アレルギーの主役ではありません。
3.IgA
誤り。
分泌液に多く粘膜を守る抗体です。I型アレルギーには関与しません。
4.IgE
正しい。
肥満細胞などに結合し、I型(即時型)アレルギーを引き起こします。
覚えるポイント
- I型(即時型)アレルギーはIgEが関与。
- 代表は花粉症・気管支喘息・アナフィラキシー。
- IgGは感染防御の主力、IgMは初期、IgAは粘膜防御。