33PM41|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学神経・筋疾患末梢神経・筋疾患
デュシェンヌ(Duchenne)型筋ジストロフィー患者が歩行不能となる年齢はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2.10歳
この問題のポイント
デュシェンヌ型筋ジストロフィーは、進行性の筋力低下をきたす疾患です。
幼児期に発症し、学童期に歩行障害が進行し、10歳前後で歩行不能となることが多いです。
解説
デュシェンヌ型筋ジストロフィーは、ジストロフィン異常によるX連鎖劣性遺伝の筋疾患です。
男児に多く、幼児期から転びやすい、走れない、階段昇降が苦手、床から立ち上がるときに手を膝や大腿に当てながら立つガワーズ徴候などがみられます。
近位筋優位に筋力低下が進行し、腓腹筋の仮性肥大も特徴的です。
病状が進行すると歩行が困難となり、多くは10歳前後で車椅子が必要になります。
その後、呼吸筋障害や心筋障害も問題となります。
したがって、歩行不能となる年齢として最も適切なのは10歳です。
選択肢の確認
1.3歳
誤り。
3歳頃には症状が目立ち始めることがありますが、一般に歩行不能となる年齢としては早すぎます。
2.10歳
正しい。
デュシェンヌ型筋ジストロフィーでは、10歳前後で歩行不能となることが多いです。
3.20歳
誤り。
20歳ではすでに歩行不能となっていることが多く、呼吸・心機能管理が重要になります。
4.30歳
誤り。
歩行不能となる年齢としては遅すぎます。
覚えるポイント
- デュシェンヌ型筋ジストロフィーはX連鎖劣性遺伝。
- 男児に多い。
- ガワーズ徴候、腓腹筋仮性肥大が特徴。
- 10歳前後で歩行不能となることが多い。
- 心筋障害、呼吸筋障害にも注意する。