32PM88|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学脱臼・小児肘胸鎖関節脱臼
胸鎖関節脱臼でみられないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
胸鎖関節脱臼では、転位方向を整理します。
胸鎖関節脱臼でみられるのは、前方脱臼、後方脱臼、上方脱臼であり、下方脱臼は通常みられないものとして扱います。
解説
胸鎖関節は、胸骨柄と鎖骨内端でつくられる関節です。肩甲帯と体幹をつなぐ重要な関節です。
胸鎖関節脱臼では、鎖骨内端が胸骨に対して前方、後方、上方へ転位することがあります。
後方脱臼では、気管、食道、大血管など縦隔内の重要構造が近いため、呼吸困難、嚥下困難、血管損傷に注意します。
下方脱臼は胸鎖関節脱臼の分類として通常扱われないため、この問題の正答です。
合併症のポイント
胸鎖関節後方脱臼は危険です。気道、食道、大血管の圧迫・損傷を起こす可能性があるため、緊急性を意識します。
選択肢の確認
1.前方脱臼
みられます。
胸鎖関節脱臼では前方脱臼がみられます。この問題では「みられないもの」を選ぶため、正答ではありません。
2.後方脱臼
みられます。
胸鎖関節後方脱臼は、縦隔内臓器や大血管への影響に注意が必要です。みられる脱臼方向です。
3.上方脱臼
みられます。
胸鎖関節脱臼では上方脱臼もみられます。前方、後方、上方を整理します。
4.下方脱臼
正答。みられません。
胸鎖関節脱臼で通常分類される方向ではありません。下方脱臼はみられないものとして選びます。
覚えるポイント
- 胸鎖関節脱臼は前方、後方、上方を考える。
- 下方脱臼は通常みられない。
- 胸鎖関節後方脱臼は気管、食道、大血管に注意。
- 鎖骨内端の転位方向を確認する。