32PM50|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学血液・腫瘍・輸血輸血副作用
抗原抗体反応(不適合輸血)の早期症状で誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
不適合輸血では、抗原抗体反応により急性溶血反応が起こることがあります。
早期症状として、発熱、悪寒、発疹、悪心・嘔吐、腰背部痛、血圧低下などに注意します。
解説
不適合輸血は、患者の血液型に合わない血液が輸血されることで、抗原抗体反応が起こる状態です。
特にABO不適合輸血では、急性溶血反応が起こり、ショック、急性腎障害、播種性血管内凝固などの重篤な状態につながることがあります。
早期症状としては、発熱、悪寒、発疹、悪心・嘔吐、胸部不快感、腰背部痛、呼吸困難、血圧低下などが重要です。
けいれんは不適合輸血の早期症状として代表的ではありません。
救急での注意点
輸血中に発熱、悪寒、発疹、悪心、呼吸困難、血圧低下が出たら、直ちに輸血を中止し、医療者へ報告する必要があります。
選択肢の確認
1.発熱
早期症状としてみられます。
不適合輸血では発熱や悪寒が早期にみられることがあります。この問題では「誤っているもの」を選ぶため、正答ではありません。
2.発疹
早期症状としてみられます。
輸血反応では発疹や蕁麻疹などの皮膚症状がみられることがあります。抗原抗体反応に関連する症状です。
3.けいれん
正答。早期症状としては誤り。
けいれんは不適合輸血の早期症状として代表的ではありません。早期には発熱、発疹、悪心・嘔吐、悪寒、血圧低下などを考えます。
4.悪心・嘔吐
早期症状としてみられます。
不適合輸血では悪心や嘔吐がみられることがあります。輸血中の体調変化として注意すべき症状です。
覚えるポイント
- 不適合輸血では急性溶血反応が起こることがある。
- 早期症状は発熱、悪寒、発疹、悪心・嘔吐、腰背部痛など。
- 重症化するとショックや急性腎障害を起こす。
- けいれんは代表的な早期症状ではない。