32AM98|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
生理学・運動学血液・免疫・循環生理心周期・血管調節
血圧を下げるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
血圧は、心拍出量と末梢血管抵抗などで決まります。
血管を拡張させる物質は血圧を下げます。代表が一酸化窒素です。
解説
一酸化窒素は血管内皮細胞などから産生され、血管平滑筋を弛緩させます。その結果、血管が拡張し、末梢血管抵抗が低下して血圧が下がります。
アルドステロンは腎臓でナトリウムと水の再吸収を促進し、循環血液量を増やすため、血圧を上げる方向に働きます。
ノルアドレナリンは交感神経系の伝達物質で、血管収縮や心拍出量増加を通して血圧を上げます。
アンジオテンシンⅡは強力な血管収縮作用をもち、アルドステロン分泌も促進するため、血圧を上げる方向に働きます。
生理で見るポイント
血圧を下げるものは血管拡張、血圧を上げるものは血管収縮や循環血液量増加と考えます。一酸化窒素は血管拡張物質です。
選択肢の確認
1.一酸化窒素
正しい。
一酸化窒素は血管平滑筋を弛緩させ、血管を拡張します。末梢血管抵抗が低下するため、血圧を下げます。
2.アルドステロン
誤り。
アルドステロンは腎臓でナトリウムと水の再吸収を促進します。循環血液量を増やし、血圧を上げる方向に働きます。
3.ノルアドレナリン
誤り。
ノルアドレナリンは交感神経作用により血管収縮を起こし、血圧を上げる方向に働きます。
4.アンジオテンシンⅡ
誤り。
アンジオテンシンⅡは強力な血管収縮作用をもち、アルドステロン分泌も促進します。血圧を上げる方向に働きます。
覚えるポイント
- 一酸化窒素は血管拡張により血圧を下げる。
- アルドステロンはナトリウムと水の再吸収を増やす。
- ノルアドレナリンは血管収縮に関係する。
- アンジオテンシンⅡは血管収縮とアルドステロン分泌促進により血圧を上げる。