32AM119|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
病理学・一般臨床医学神経・画像・意識障害神経変性・筋萎縮
神経原性筋萎縮を示すのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
筋萎縮には、筋そのものの病変による筋原性筋萎縮と、神経障害による神経原性筋萎縮があります。
神経原性筋萎縮を示す代表は、筋萎縮性側索硬化症です。
解説
神経原性筋萎縮は、運動神経の障害により筋への神経支配が失われて起こる筋萎縮です。
筋萎縮性側索硬化症は、上位運動ニューロンと下位運動ニューロンが障害される疾患です。下位運動ニューロン障害により筋萎縮、筋力低下、線維束性収縮などがみられます。
皮膚筋炎、多発性筋炎、筋ジストロフィーは、筋そのものの障害を主体とする筋原性疾患として整理します。
鑑別のポイント
神経原性は神経の障害、筋原性は筋自体の障害です。筋萎縮性側索硬化症は神経原性、筋炎や筋ジストロフィーは筋原性として区別します。
選択肢の確認
1.皮膚筋炎
誤り。
皮膚筋炎は、皮膚症状と筋炎を特徴とする自己免疫性疾患です。筋原性疾患として扱います。
2.多発性筋炎
誤り。
多発性筋炎は炎症性筋疾患で、筋そのものが障害されます。神経原性筋萎縮の代表ではありません。
3.筋ジストロフィー
誤り。
筋ジストロフィーは筋線維の変性・壊死を主体とする筋疾患です。筋原性筋萎縮として整理します。
4.筋萎縮性側索硬化症
正しい。
筋萎縮性側索硬化症は運動ニューロン疾患であり、神経原性筋萎縮を示します。筋萎縮や筋力低下が重要です。
覚えるポイント
- 神経原性筋萎縮は運動神経障害で起こる。
- 筋萎縮性側索硬化症は神経原性筋萎縮を示す。
- 皮膚筋炎、多発性筋炎は炎症性筋疾患。
- 筋ジストロフィーは筋原性疾患。