117C073|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科矯正学
セファロ分析で上顎骨の重ね合わせに用いる計測点と基準平面の組合せは どれか。1 つ選べ。
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正解: e
正答
e
この問題のポイント
成長変化をセファロで重ね合わせるときは、対象骨内で比較的安定した構造を用い、上顎ではANSと口蓋平面を基準にします。
解説
上顎骨の局所重ね合わせでは、前鼻棘〈ANS〉を基準点とし、ANSとPNSを結ぶ口蓋平面を基準平面として、上顎歯や歯槽部の移動を評価します。
SN平面は頭蓋底の基準平面で、全体重ね合わせに用います。A点は歯槽基底部の形態変化の影響を受けるため、上顎局所重ね合わせの代表的基準点としてはANSを選びます。
選択肢の確認
a.A 点 SN 平面
誤り。
A点とSN平面は上顎局所重ね合わせの組合せではありません。
b.A 点 口蓋平面
誤り。
口蓋平面は用いますが、基準点はA点ではなくANSです。
c.A 点 顔面平面
誤り。
顔面平面は側貌・骨格評価に用いる平面で、上顎局所重ね合わせの基準ではありません。
d.ANS SN 平面
誤り。
ANSは用いますが、組み合わせる基準平面はSN平面ではなく口蓋平面です。
e.ANS 口蓋平面
正しい。
ANSを基準点、口蓋平面を基準平面として上顎骨を重ね合わせます。
覚えるポイント
- 上顎局所重ね合わせはANSと口蓋平面。
- SN平面は頭蓋底基準。
- 重ね合わせは骨格変化と歯の移動を分けて評価する。