117B069|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科矯正学
Robin シークエンスの患者のセファロ分析で大きな値を示すのはどれか。 3 つ選べ。
3つ選択
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正解: a・c・d
正答
a、c、d
この問題のポイント
Robinシークエンスでは、下顎の形成不全・後退によって骨格性Ⅱ級とハイアングル傾向を示します。
解説
下顎が後退すると、SNB角や顔面角は小さく、上下顎の前後差を示すANB角は大きくなります。また、下顎が後下方へ回転した長顔型では、Y軸角とFH平面に対する下顎下縁平面角が大きくなります。
舌根沈下による気道狭窄や口蓋裂を伴うことがあり、乳児期には呼吸・哺乳管理が重要です。
セファロのポイント
下顎後退では「ANB大、顔面角小」、下顎下方回転では「Y軸角・下顎下縁平面角大」と整理します。
選択肢の確認
a.Y 軸角
正しい。
下顎が後下方へ成長・回転する傾向によりY軸角が大きくなります。
b.顔面角
誤り。
顔面角は下顎の前後的位置を反映し、下顎後退では小さくなる傾向があります。
c.ANB 角
正しい。
上顎に対する下顎の後退によりANB角が大きくなります。
d.FH 平面に対する下顎下縁平面角
正しい。
ハイアングル傾向によりFH平面と下顎下縁平面のなす角が大きくなります。
e.FH 平面に対する下顎中切歯歯軸傾斜角
誤り。
下顎中切歯歯軸傾斜角は歯性代償の影響を受けますが、Robinシークエンスで一律に大きい代表値ではありません。
覚えるポイント
- Robinシークエンスは小下顎・下顎後退を示す。
- ANB角、Y軸角、下顎下縁平面角が大きくなりやすい。
- 顔面角は小さくなりやすい。