72PM030|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
グリコーゲンを貯蔵する主な組織はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
グリコーゲンの主要な貯蔵臓器と、それぞれの生理的役割を理解します。
解説
グリコーゲンは主に肝臓と骨格筋に貯蔵されます。肝グリコーゲンは血糖維持のために分解され、グルコースとして血中へ供給されます。筋グリコーゲンは筋収縮時の局所エネルギー源として利用されます。
選択肢に肝臓がないため、主要な貯蔵組織として筋肉を選びます。筋にはグルコース-6-ホスファターゼがないため、筋グリコーゲン由来のグルコースを直接血中へ放出できません。
選択肢の確認
1.脳
誤りです。
脳には少量のグリコーゲンが存在しますが、主な貯蔵組織ではなく、エネルギー源として主に血中グルコースを利用します。
2.筋 肉
正しいです。
骨格筋は肝臓と並ぶ主要なグリコーゲン貯蔵組織で、筋収縮時のエネルギー源として利用します。
3.脂 肪
誤りです。
脂肪組織は主としてトリグリセライドを貯蔵し、グリコーゲンの主要貯蔵組織ではありません。
4.小 腸
誤りです。
小腸は栄養素の消化・吸収を担いますが、グリコーゲンの主な貯蔵臓器ではありません。
5.腎 臓
誤りです。
腎臓にも少量は存在しますが、主要なグリコーゲン貯蔵組織ではありません。
覚えるポイント
- グリコーゲンの主な貯蔵部位は肝臓と骨格筋です。
- 肝グリコーゲンは血糖維持、筋グリコーゲンは筋自身のエネルギー源です。
- 脂肪組織の主要貯蔵物質はトリグリセライドです。