72PM027|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
健常者のレム睡眠時にみられる睡眠ポリグラフィ〈PSG〉の所見はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
睡眠段階ごとの脳波・眼球運動・筋電図所見を整理し、REM睡眠の特徴を選びます。
解説
REM睡眠では急速眼球運動が出現し、脳波は低振幅混合周波数で覚醒時に近い一方、骨格筋の筋緊張は著しく低下します。夢をみることが多く、心拍や呼吸の変動もみられます。
K複合と睡眠紡錘波はN2、高振幅徐波はN3の代表所見です。REMではオトガイ筋筋電図は上昇ではなく低下することが重要です。
選択肢の確認
1.K‑複合
誤りです。
K複合は主にN2睡眠でみられる高振幅二相性波です。
2.紡錘波
誤りです。
睡眠紡錘波は12〜14 Hz程度のwaxing and waningを示し、N2睡眠の指標です。
3.高振幅徐波
誤りです。
高振幅徐波が優位となるのは深睡眠であるN3です。
4.急速眼球運動
正しいです。
REM睡眠では左右の急速眼球運動が群発してみられます。
5.オトガイ筋表面筋電図振幅上昇
誤りです。
REM睡眠では筋緊張が抑制され、オトガイ筋表面筋電図振幅は低下します。
覚えるポイント
- REMは急速眼球運動、低振幅混合周波数脳波、筋緊張低下です。
- K複合・紡錘波はN2です。
- 高振幅徐波はN3です。