72AM053|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
ピクリン酸を含む固定液はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
複合固定液の構成成分を対応させます。
解説
ブアン液は、飽和ピクリン酸水溶液、ホルマリン、酢酸からなる複合固定液です。組織への浸透が良く、核・結合組織の保存に用いられてきましたが、黄色調を残し、核酸検査には不向きです。
固定液は成分だけでなく、用途と欠点も併せて整理します。
選択肢の確認
1.ブアン液
正しいです。
ブアン液はピクリン酸、ホルマリン、酢酸を含みます。
2.カルノア液
誤りです。
カルノア液はエタノール、クロロホルム、酢酸からなり、ピクリン酸を含みません。
3.20%ホルマリン
誤りです。
20%ホルマリンはホルムアルデヒド系固定液で、ピクリン酸を含みません。
4.2 %オスミウム酸液
誤りです。
オスミウム酸液は脂質、とくに不飽和脂肪酸の固定に用いられ、ピクリン酸を含みません。
5.Periodate‑lysine‑paraformaldehyde〈PLP〉液
誤りです。
PLP液は過ヨウ素酸、リジン、パラホルムアルデヒドからなり、ピクリン酸を含みません。
覚えるポイント
- ブアン液=ピクリン酸+ホルマリン+酢酸です。
- カルノア液=エタノール+クロロホルム+酢酸です。
- PLP液=過ヨウ素酸+リジン+パラホルムアルデヒドです。