72AM038|第72回 臨床検査技師国家試験 過去問
グルコース測定におけるヘキソキナーゼ・グルコース‑6‑リン酸デヒドロゲナー ゼ法で正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
ヘキソキナーゼ・G6PD法の反応と測光対象を理解します。
解説
ヘキソキナーゼ法では、グルコースをATP存在下でグルコース-6-リン酸にし、G6PDによって6-ホスホグルコン酸へ酸化します。その際、NADP+がNADPHへ還元され、NADPHの340 nm吸光度増加を測定します。
この方法は特異性が高く、日本臨床化学会〈JSCC〉勧告法です。酸化還元発色系を用いるグルコースオキシダーゼ法より、アスコルビン酸などの還元物質の影響を受けにくい特徴があります。
選択肢の確認
1.酵素電極法で使用される。
誤りです。
酵素電極法では主にグルコースオキシダーゼやグルコースデヒドロゲナーゼを用います。
2.NAD+の吸光度を測定する。
誤りです。
測定するのはNAD+そのものではなく、反応で生成するNADPHの吸光度増加です。
3.アスコルビン酸の影響を受ける。
誤りです。
過酸化水素発色系ではないため、アスコルビン酸の影響は比較的受けにくい方法です。
4.試薬にはムタロターゼが必要である。
誤りです。
ムタロターゼを必須とする反応系ではありません。
5.日本臨床化学会〈JSCC〉勧告法である。
正しいです。
ヘキソキナーゼ・G6PD法はJSCC勧告法です。
覚えるポイント
- HKでG6Pを作り、G6PDでNADPHを生成します。
- NADPHを340 nmで測定します。
- JSCC勧告法で、特異性が高い方法です。