71PM099|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
商用交流によるマクロショックで、自分の筋肉を動かして離脱できる限界電流 [mA]はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
商用交流によるマクロショックの離脱限界電流〈let-go current〉を確認します。
解説
人体表面から流入する商用周波数交流のマクロショックでは、電流が増えると筋収縮が強くなり、自力で導体から手を離せなくなります。この離脱限界電流〈let-go current〉はおよそ10 mAです。
さらに大きな電流では呼吸筋麻痺や心室細動の危険が高まります。電流の影響は通電経路、周波数、接触時間、皮膚抵抗に左右されます。
数値の整理
約1 mAで知覚、約10 mAで離脱困難、さらに大きい電流で呼吸停止・心室細動の危険が高まると段階で覚えます。
選択肢の確認
1.0.1
誤り。
0.1 mAは通常、マクロショックの離脱限界よりはるかに小さい値です。
2.1
誤り。
図選択肢2は1 mAです。知覚される程度の電流ですが、離脱限界はより大きい値です。
3.10
正しい。
図選択肢3は10 mAです。商用交流の離脱限界電流に最も近い値です。
4.100
誤り。
100 mAは心室細動など重大な危険を伴う領域で、離脱限界を大きく超えます。
5.1,000
誤り。
1,000 mAは重篤な熱傷・心停止を起こし得る非常に大きな電流です。
覚えるポイント
- マクロショックの離脱限界は約10 mAです。
- 電撃危険性は電流・経路・時間・周波数で決まります。
- ミクロショックは心臓へ直接流れる微小電流が問題です。