71PM068|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
消毒薬と消毒レベルの組合せで正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
消毒薬を高水準・中水準・低水準に分類し、殺滅できる微生物の範囲を理解します。
解説
消毒用エタノールは、一般細菌、結核菌、多くの真菌、エンベロープウイルスなどに有効ですが、芽胞には無効であり、中水準消毒薬に分類されます。
フタラールは高水準消毒薬、クロルヘキシジンは低水準消毒薬です。次亜塩素酸ナトリウムは濃度・接触時間により広い抗微生物作用を示し、単純に低水準とはしません。
選択肢の確認
1.フタラール 中水準
誤り。
フタラールは内視鏡などの高水準消毒に用いられるため、中水準ではありません。
2.ポビドンヨード 低水準
誤り。
ポビドンヨードは広い抗微生物作用を持つ中水準相当の消毒薬で、低水準という組合せは不適切です。
3.クロルヘキシジン 高水準
誤り。
クロルヘキシジンは主に栄養型細菌に作用する低水準消毒薬で、高水準ではありません。
4.消毒用エタノール 中水準
正しい。
消毒用エタノールは芽胞には無効ですが結核菌などに作用し、中水準消毒薬です。
5.次亜塩素酸ナトリウム 低水準
誤り。
次亜塩素酸ナトリウムは濃度により高い消毒効果を示し、低水準との組合せは不適切です。
覚えるポイント
- 高水準は芽胞以外のほぼ全微生物を殺滅します。
- エタノールは中水準、クロルヘキシジンは低水準です。
- 消毒効果は濃度・接触時間・有機物で変わります。