71PM057|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
アミロイド β 蛋白の沈着を特徴とする疾患はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
神経変性疾患を、蓄積する異常蛋白と病理所見で区別します。
解説
Alzheimer病では、細胞外にアミロイドβ蛋白が蓄積して老人斑を形成し、神経細胞内には過剰リン酸化tau蛋白からなる神経原線維変化がみられます。海馬・大脳皮質を中心に神経細胞が脱落し、進行性の認知機能低下を来します。
神経変性疾患では、Alzheimer病のアミロイドβ・tau、Parkinson病のα-synuclein、ALSのTDP-43、プリオン病の異常プリオン蛋白を対応させます。
選択肢の確認
1.Alzheimer 病
正しい。
Alzheimer病はアミロイドβ蛋白による老人斑を特徴とします。
2.Creutzfeldt‑Jakob 病
誤り。
Creutzfeldt-Jakob病は異常プリオン蛋白の蓄積と海綿状変化を特徴とします。
3.Guillain‑Barré 症候群
誤り。
Guillain-Barré症候群は急性炎症性脱髄性多発ニューロパチーが代表で、アミロイドβ沈着疾患ではありません。
4.進行性多巣性白質脳症
誤り。
進行性多巣性白質脳症はJCウイルスによる中枢神経の脱髄疾患です。
5.筋萎縮性側索硬化症〈ALS〉
誤り。
ALSは上位・下位運動ニューロンの変性を来し、TDP-43封入体などがみられます。
覚えるポイント
- Alzheimer病はアミロイドβとtauです。
- CJDは異常プリオン蛋白です。
- PMLはJCウイルスによる脱髄です。