71PM026|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
心エコーの傍胸骨長軸像(別冊No. 7)を別に示す。 矢印で示すのはどれか。

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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
傍胸骨長軸像の近距離側から心腔の位置関係を読み、右室を同定します。
解説
傍胸骨長軸像では、画面上方が探触子に近い前胸壁側です。最も近距離側に小さく描出される心腔が右室で、その下方に心室中隔を挟んで左室が位置します。左室の後方には僧帽弁を介して左房が描出され、さらに後方に下行大動脈がみえることがあります。
提示画像の矢印は、心室中隔より前方、すなわち画面上方の薄い心腔を指しているため右室です。
画像で見るポイント
まず画面上方が前胸壁側であることを確認し、右室、心室中隔、左室、僧帽弁、左房の順に追います。
選択肢の確認
1.右 室
正しい。
矢印は傍胸骨長軸像の最も近距離側にある心腔を示しており、右室に一致します。
2.右 房
誤り。
右房は通常の傍胸骨長軸像では明瞭な主構造として描出されません。
3.左 室
誤り。
左室は心室中隔の下方に大きく描出される心腔で、矢印部より深部にあります。
4.左 房
誤り。
左房は僧帽弁の後方、画面右側から深部に描出されます。
5.肺動脈
誤り。
肺動脈は傍胸骨短軸像などで評価しやすく、本図の矢印部ではありません。
覚えるポイント
- 傍胸骨長軸像の最前方は右室です。
- 右室と左室の間に心室中隔があります。
- 左房は僧帽弁の後方に位置します。