71PM025|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
疾患と超音波所見の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
肝腫瘤の代表的超音波所見を、モザイク、標的、カメレオン、コメットで区別します。
解説
肝細胞癌では、腫瘍内の壊死、出血、脂肪化、線維化、隔壁などが混在し、内部エコーが不均一なモザイクパターンを示すことがあります。被膜を反映する低エコー帯や側方陰影を伴うこともあります。
超音波の徴候名は、どの臓器・病変に典型的かを対応させて覚えます。
選択肢の確認
1.肝血管腫 コメット様エコー
誤り。
コメット様エコーは胆嚢腺筋腫症などの壁内小嚢胞・結晶で典型的です。肝血管腫の代表所見ではありません。
2.肝硬変 肝深部エコーの減衰
誤り。
肝深部エコー減衰は脂肪肝でみられる代表所見です。
3.肝細胞癌 モザイクパターン
正しい。
肝細胞癌では内部性状の不均一さを反映したモザイクパターンを示すことがあります。
4.脂肪肝 肝静脈の拡張
誤り。
脂肪肝では肝静脈が不明瞭になりやすく、拡張が代表所見ではありません。
5.転移性肝癌 カメレオンサイン
誤り。
カメレオンサインは肝血管腫で、体位や圧迫により内部エコーが変化する所見として知られます。転移性肝癌では標的像などが重要です。
覚えるポイント
- HCCはモザイクパターンです。
- 脂肪肝は深部減衰と血管不明瞭化です。
- 転移性肝癌はbull’s-eye・target patternを考えます。