71AM048|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
完成した染色標本とパラフィンブロックの照合で確認できるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
標本と元ブロックを照合する目的を、形態不良と取り違え防止に分けます。
解説
完成した染色標本とパラフィンブロックを照合すると、標本上の組織片の数・形・配置がブロック面と対応しているかを確認でき、切片の取り違えを発見できます。患者誤認やブロック・スライドの入れ替わりを防ぐ重要な工程です。
切片厚、折れ、染色、脱パラフィン不足は、主に完成標本自体の顕微鏡観察で評価します。
選択肢の確認
1.切片の厚さ
誤り。
切片の厚さは標本の濃さや核の重なり、ミクロトーム設定などから評価し、ブロックとの照合の主目的ではありません。
2.染色の状態
誤り。
染色の状態は標本自体を観察して評価します。
3.切片の取り違え
正しい。
ブロック面と標本の組織形状を照合することで、切片・標本の取り違えを確認できます。
4.切片の折れ曲がり
誤り。
切片の折れ曲がりは顕微鏡で標本を観察すれば確認できます。
5.脱パラフィン不足
誤り。
脱パラフィン不足は染色むらや水滴状の不染部として標本上で確認します。
覚えるポイント
- ブロックと標本の照合は取り違え防止です。
- 患者識別情報と組織形状を両方確認します。
- 厚さ・折れ・染色不良は標本自体で評価します。