71AM038|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
血漿カルシウムで正しいのはどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 1・3
正答
1、3
この問題のポイント
血中カルシウムの存在形態と、pHによる蛋白結合変化を整理します。
解説
血漿カルシウムは、およそ半分がイオン型Ca2+、約40%が蛋白結合型、残りがクエン酸などとの複合型として存在します。生理活性を直接示すのはイオン型で、イオン選択性電極法により測定します。
アルカレミアではアルブミンの陰性荷電が増え、Ca結合が増加するため、総Caが変わらなくてもイオン型Caは低下します。
選択肢の確認
1.イオン型は電極法で測定する。
正しい。
イオン型カルシウムはイオン選択性電極法で測定します。
2.アルカレミアではイオン型が上昇する。
誤り。
アルカレミアではアルブミン結合が増え、イオン型カルシウムは低下します。
3.生理活性として作用するのはイオン型である。
正しい。
神経・筋興奮性や凝固などに直接作用するのはイオン型カルシウムです。
4.総カルシウム量の 30%がイオン型として存在する。
誤り。
イオン型は総カルシウムの約50%であり、30%という記述は少なすぎます。
5.蛋白結合型の多くは α1‑グロブリンと結合している。
誤り。
蛋白結合型の大部分はアルブミンと結合し、α1-グロブリンが主体ではありません。
覚えるポイント
- イオン型Caは約50%で、生理活性型です。
- 測定はイオン選択性電極法です。
- アルカレミアではイオン型Caが低下します。