71AM020|第71回 臨床検査技師国家試験 過去問
室内気吸入時の動脈血ガス分析で基準範囲内にあるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
動脈血ガスの基準範囲を、pH・PaO2・PaCO2・HCO3−・BEで確認します。
解説
室内気を吸入する健常成人では、おおよそpH 7.35〜7.45、PaO2 80〜100 mmHg、PaCO2 35〜45 mmHg、HCO3− 22〜26 mmol/L、BE −2〜+2 mmol/Lが目安です。
選択肢のうちPaCO2 40 mmHgのみが基準範囲内です。採血時には気泡混入、静脈血混入、採血後の放置などが結果へ影響します。
選択肢の確認
1.pH 7.00
誤り。
pH 7.00は著明なアシデミアで、基準範囲外です。
2.PaO2 70 mmHg
誤り。
PaO2 70 mmHgは若年健常成人の一般的基準より低く、低酸素血症を示します。
3.PaCO2 40 mmHg
正しい。
PaCO2 40 mmHgは35〜45 mmHg程度の基準範囲内です。
4.HCO3− 30 mmol/L
誤り。
HCO3− 30 mmol/Lは高値で、代謝性アルカローシスや呼吸性アシドーシスの代償などを考えます。
5.BE + 5 mmol/L
誤り。
BE +5 mmol/Lは塩基過剰で、一般的基準範囲の−2〜+2 mmol/Lを超えます。
覚えるポイント
- pH 7.35〜7.45、PaCO2 35〜45 mmHgが基本です。
- HCO3−は22〜26 mmol/L、BEは−2〜+2 mmol/L程度です。
- 血液ガスは採血・搬送条件による誤差にも注意します。