70PM050第70回 臨床検査技師国家試験 過去問

最も感度が高い免疫組織化学染色法はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

免疫組織化学染色の検出系による感度差を比較します。

解説

免疫組織化学では、一次抗体に結合する標識分子数を増やすほど信号を増幅できます。ポリマー法は、多数の酵素と二次抗体を高分子ポリマーに結合させるため高感度で、内因性ビオチンの影響も受けにくい方法です。

直接法は一次抗体自体を標識するため操作は簡単ですが、信号増幅が乏しく感度は低いです。間接法、PAP法、ABC法では段階的に感度が上がりますが、現在はポリマー法が高感度・簡便性から広く用いられます。

ひっかけポイント
ABC法は高感度ですが、内因性ビオチンによる偽陽性に注意します。

選択肢の確認

1.直接法
誤り。
直接法は標識一次抗体のみを用いるため、選択肢中では感度が低い方法です。

2.間接法
誤り。
間接法は標識二次抗体で信号を増幅しますが、ポリマー法より感度は低いです。

3.ポリマー法
正しい。
ポリマー法は多数の酵素・二次抗体を担持し、高感度で内因性ビオチンの影響も少ないため正答です。

4.ABC 法〈アビジン・ビオチン・酵素複合体法〉
誤り。
ABC法はアビジンとビオチンの高親和性を利用する高感度法ですが、ポリマー法より内因性ビオチンの影響を受けやすいです。

5.PAP 法〈ペルオキシダーゼ・抗ペルオキシダーゼ法〉
誤り。
PAP法は酵素抗酵素複合体で増幅しますが、ポリマー法より操作が多く感度も劣ります。

覚えるポイント

  • 最も高感度なのはポリマー法です。
  • 直接法は簡便ですが低感度です。
  • ABC法は内因性ビオチンによる偽陽性に注意します。
70PM04970PM051
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