70PM049|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
Nissl 小体が染まる色素はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
Nissl小体の本体と、神経細胞を染めるNissl染色の色素を覚えます。
解説
Nissl小体は神経細胞体・樹状突起にみられる粗面小胞体とリボソームの集積です。RNAを多く含むため塩基性色素で好塩基性に染まり、クレシル紫を用いるNissl染色で明瞭になります。
軸索丘と軸索にはNissl小体がありません。神経細胞障害後にはNissl小体が消失・分散する中心性色質融解がみられることがあります。
覚え方
Nissl染色=クレシル紫、髄鞘=ルクソール・ファスト青です。
選択肢の確認
1.アニリン青
誤り。
アニリン青は膠原線維などの染色に用いられ、Nissl小体の代表色素ではありません。
2.クレシル紫
正しい。
クレシル紫はRNAに富むNissl小体を染める代表的な塩基性色素です。
3.クリスタル紫
誤り。
クリスタル紫はGram染色の一次染色などに用いられます。
4.アゾカルミン G
誤り。
アゾカルミンGはAzan染色などで核・細胞質を染める色素です。
5.ルクソール・ファスト青
誤り。
ルクソール・ファスト青は髄鞘のリン脂質を染色する方法で、Nissl小体染色ではありません。
覚えるポイント
- Nissl小体は粗面小胞体とリボソームです。
- Nissl染色にはクレシル紫を用います。
- ルクソール・ファスト青は髄鞘染色です。