70PM043|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
eGFR で正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
eGFRの算出に用いる項目と、評価対象を理解します。
解説
eGFRは血清クレアチニンなどから糸球体濾過量を推算する指標です。日本人成人のクレアチニン式では、血清クレアチニン、年齢、性別を用い、体表面積1.73 m2当たりの値として表します。
蓄尿を必要としないため簡便ですが、筋肉量が極端に少ない人、急性腎障害、妊娠、四肢欠損などでは誤差が大きくなることがあります。eGFRは尿細管機能ではなく糸球体機能を評価します。
ひっかけポイント
クレアチニンクリアランスは蓄尿を用いますが、eGFRは通常採尿不要です。
選択肢の確認
1.採尿が必要である。
誤り。
eGFRは血清検査値と年齢・性別から推算するため、通常は採尿を必要としません。
2.算出に年齢を用いる。
正しい。
算出式には年齢を用いるため、正しい記述です。
3.基準範囲に性差がある。
誤り。
式には性別係数がありますが、CKD重症度判定に用いるeGFR区分そのものを男女別基準範囲として扱う記述は適切ではありません。
4.尿細管機能を評価する。
誤り。
eGFRは糸球体濾過機能を評価します。尿細管機能の指標ではありません。
5.検査前に絶食が必要である。
誤り。
通常、検査前の絶食は必要ありません。脱水や肉摂取、筋肉量などの影響には注意します。
覚えるポイント
- eGFRは年齢・性別・血清クレアチニンなどから算出します。
- 通常は蓄尿不要です。
- 評価するのは糸球体濾過機能です。