70PM040|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
LD で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
LDの四量体構造、H/Mサブユニット、臓器分布、半減期を整理します。
解説
LD〈乳酸脱水素酵素〉はH型とM型サブユニットからなる四量体で、LD1〜LD5の5アイソザイムがあります。LD1はH4で心筋・赤血球などに多く、LD5はM4で肝・骨格筋に多く分布します。
血中半減期はLD1が最も長く、LD5が短い傾向です。健常人血清では一般にLD2が最も高い割合を占めます。溶血すると赤血球由来のLD1・LD2が上昇するため、検体状態の確認が重要です。
覚え方
LD1=H4=心・赤血球、LD5=M4=肝・筋です。
選択肢の確認
1.2 量体である。
誤り。
LDは2量体ではなく、4個のサブユニットからなる四量体です。
2.LD5 は赤血球に多く含まれる。
誤り。
赤血球にはLD1・LD2が多く、LD5は主に肝・骨格筋に多いです。
3.半減期が最も長いのは LD1 である。
正しい。
LD1は血中半減期が最も長く、正しい記述です。
4.健常人血清では LD3 の割合が最も高い。
誤り。
健常人血清ではLD2の割合が最も高いのが一般的です。LD3ではありません。
5.LD1 は M 型のサブユニットで構成される。
誤り。
LD1はH型サブユニット4個からなるH4です。M型で構成されるのはLD5です。
覚えるポイント
- LDはH/Mサブユニットからなる四量体です。
- LD1=H4、LD5=M4です。
- 健常血清ではLD2が最大、半減期はLD1が最長です。