70AM087|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
タイプⅡのクリオグロブリンが高頻度に認められる疾患はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
クリオグロブリンの型分類と、HCV感染との強い関連を押さえます。
解説
タイプⅡクリオグロブリンは、単クローン性IgMと多クローン性IgGからなる混合型です。IgMがリウマトイド因子活性を持ち、免疫複合体を形成します。
HCV感染症で高頻度に認められ、紫斑、関節痛、末梢神経障害、腎炎などを起こすことがあります。タイプⅠは単クローン性免疫グロブリンからなり、多発性骨髄腫などの形質細胞疾患と関連します。
選択肢の確認
1.HIV 感染症
誤り。
HIV感染でも免疫異常は起こりますが、タイプⅡクリオグロブリンとの代表的関連はHCVです。
2.HCV 感染症
正しい。
HCV感染症はタイプⅡ混合型クリオグロブリン血症と強く関連するため正しいです。
3.多発性骨髄腫
誤り。
多発性骨髄腫は単クローン性免疫グロブリンからなるタイプⅠとの関連が中心です。
4.原発性胆汁性胆管炎
誤り。
原発性胆汁性胆管炎は自己免疫性肝疾患ですが、タイプⅡの代表的関連疾患ではありません。
5.抗リン脂質抗体症候群
誤り。
抗リン脂質抗体症候群は血栓症や妊娠合併症を起こしますが、タイプⅡクリオグロブリンの代表ではありません。
覚えるポイント
- タイプⅡは単クローン性IgM + 多クローン性IgGです。
- タイプⅡはHCV感染と強く関連します。
- タイプⅠは骨髄腫など単クローン性蛋白血症と関連します。