70AM081|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
抗原と抗体の結合で誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
抗原抗体反応を支える結合は、可逆的な非共有結合です。
解説
抗原のエピトープと抗体のパラトープは、形状と電荷の相補性によって結合します。その結合を支えるのは、水素結合、疎水結合、イオン結合、van der Waals力などの多数の弱い非共有結合です。
個々の力は弱くても、多点で同時に働くことで高い親和性と特異性が生まれます。共有結合のような不可逆的で強固な化学結合ではありません。
選択肢の確認
1.共有結合
正答。記述としては誤りです。
抗原抗体結合は通常、共有結合ではなく可逆的な非共有結合です。
2.水素結合
記述としては正しいです。
水素結合は抗原抗体結合を支える力の一つです。
3.疎水結合
記述としては正しいです。
疎水性相互作用も結合に寄与します。
4.分子間力
記述としては正しいです。
van der Waals力などの分子間力が多数働きます。
5.イオン結合
記述としては正しいです。
反対電荷間のイオン結合も結合力の一部です。
覚えるポイント
- 抗原抗体反応は非共有結合です。
- 水素結合・疎水結合・イオン結合・分子間力が働きます。
- 結合は可逆的で、pHやイオン強度の影響を受けます。