70AM072|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
急性単純性尿路感染症の原因菌で最も頻度が高く検出されるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
急性単純性尿路感染症の最頻原因菌を選びます。
解説
急性単純性膀胱炎や腎盂腎炎の原因菌で最も多いのはEscherichia coliです。腸管常在菌が会陰部から尿道を上行して感染することが中心で、女性では解剖学的に尿道が短いため発症しやすくなります。
尿培養では採取法が重要で、中間尿を清潔に採取し、採取後は速やかに検査します。放置すると菌が増殖して定量結果が変化します。
選択肢の確認
1.Enterococcus faecalis
この条件では最も適切ではありません。
選択肢1はEnterococcus faecalisです。尿路感染の原因になりますが、急性単純性尿路感染症の最頻菌ではありません。
2.Escherichia coli
正答。最も適切です。
選択肢2はEscherichia coliです。急性単純性尿路感染症で最も頻度が高いため正しいです。
3.Klebsiella pneumoniae
この条件では最も適切ではありません。
選択肢3はKlebsiella pneumoniaeです。尿路感染を起こしますが、E. coliより頻度は低いです。
4.Proteus mirabilis
この条件では最も適切ではありません。
選択肢4はProteus mirabilisです。尿素分解酵素を持ち、結石形成と関連しますが最頻菌ではありません。
5.Staphylococcus epidermidis
この条件では最も適切ではありません。
選択肢5はStaphylococcus epidermidisです。皮膚常在菌で、採取時混入や医療関連感染を考えます。
覚えるポイント
- 単純性尿路感染症の最頻菌はE. coliです。
- Proteusはウレアーゼ陽性で尿路結石と関連します。
- 尿培養は中間尿・迅速搬送が重要です。