70AM061|第70回 臨床検査技師国家試験 過去問
アミノ基転移酵素活性を有するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
凝固因子の多くは蛋白分解酵素ですが、第XIII因子だけはフィブリンを架橋する転移酵素として働きます。
解説
活性化第XIII因子はトランスグルタミナーゼであり、フィブリン分子間に共有結合を形成して血栓を安定化します。具体的にはグルタミン残基とリジン残基の間に架橋を作る反応で、アミノ基転移酵素活性を示します。
トロンビン、プラスミン、活性化第X因子、活性化プロテインCはいずれも主にセリンプロテアーゼとして蛋白質を限定分解します。第XIII因子は「切る」のではなく「つなぐ」因子です。
選択肢の確認
1.トロンビン
誤り。
トロンビンはフィブリノゲンをフィブリンへ変換するセリンプロテアーゼで、アミノ基転移酵素ではありません。
2.プラスミン
誤り。
プラスミンはフィブリンを分解するセリンプロテアーゼです。
3.活性化第Ⅹ因子
誤り。
活性化第Ⅹ因子はプロトロンビンをトロンビンへ変換するセリンプロテアーゼです。
4.活性化第 因子
正しい。
この選択肢は活性化第XIII因子を示します。第XIIIa因子はトランスグルタミナーゼとしてフィブリンを架橋するため正しいです。
5.活性化プロテイン C
誤り。
活性化プロテインCは第Va因子・第VIIIa因子を分解するセリンプロテアーゼです。
覚えるポイント
- 第XIIIa因子はトランスグルタミナーゼです。
- 第XIIIa因子はフィブリンを架橋して血栓を安定化します。
- 多くの活性化凝固因子はセリンプロテアーゼです。