38PM61|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
情報通信・制御工学情報表現・論理・ソフトウェアUnicode・論理回路・OS/DBMS・セキュリティ
ランサムウェアについて正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、ランサムウェアの特徴が問われています。
ランサムウェアは、感染したコンピュータやサーバ内のデータを暗号化し、復旧と引き換えに金銭、つまり身代金を要求する不正プログラムです。
解説
ランサムウェアは、医療機関にとって非常に重大な情報セキュリティ上の脅威です。
感染すると、電子カルテ、検査データ、画像データ、部門システム、ファイルサーバなどのデータが暗号化され、通常業務が継続できなくなることがあります。
ランサムウェア攻撃では、次のような被害が起こりえます。
- データが暗号化されて閲覧できない
- システムが使用不能になる
- 復旧のために身代金を要求される
- 個人情報や医療情報が外部流出する
- 診療、検査、治療、手術の継続に支障が出る
感染経路としては、不審なメール添付ファイル、悪意あるリンク、脆弱なリモート接続、古いOSやソフトウェアの脆弱性などがあります。
医療情報での注意点
医療機関では、電子カルテ、部門システム、医療機器管理システムがネットワークでつながっています。ランサムウェア対策では、バックアップ、更新管理、アクセス権管理、訓練が重要です。
選択肢の確認
1.誤り。
ウイルス感染を防御するのは、セキュリティソフト、ファイアウォール、更新管理などの対策です。ランサムウェアは防御する側ではなく、攻撃する不正プログラムです。
2.正しい。
ランサムウェアはデータを暗号化し、復旧と引き換えに身代金を要求します。
3.誤り。
外部からの不正アクセスを防ぐ代表的な仕組みはファイアウォールやアクセス制御です。ランサムウェアの説明ではありません。
4.誤り。
偽のWebサイトに誘導して情報を盗む手口は、フィッシングに関係します。
5.誤り。
大量のリクエストによりサービスを停止させる攻撃は、DoS攻撃またはDDoS攻撃です。
覚えるポイント
- ランサムウェアはデータを暗号化し、身代金を要求します。
- 医療機関では診療継続に大きな影響を及ぼします。
- フィッシングは偽サイトへ誘導する手口です。
- DDoS攻撃は大量アクセスでサービス停止を狙う攻撃です。
- 対策にはバックアップ、更新管理、不審メール対策、アクセス制御が重要です。