R07A93|令和7年度 准看護師試験 過去問
血液透析療法を受ける患者への説明について、適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、血液透析療法を受ける患者への説明が問われています。
血液透析では、水分、電解質、老廃物を体外に除去します。導入期には体が透析に慣れていないため、頭痛、吐き気、血圧低下などが起こりやすいことがあります。
解説
血液透析導入期には、血液中の老廃物や浸透圧が急に変化し、頭痛、悪心、嘔吐、倦怠感などがみられることがあります。これは透析不均衡症候群として説明されることがあります。
透析患者では、透析と透析の間に水分が体内にたまりやすいため、水分制限や塩分制限が重要になります。体重増加は体内にたまった水分量を反映しやすいため、毎日の体重測定が大切です。
内シャントは透析に必要な血管アクセスです。内シャント側の腕では、血圧測定、採血、点滴、強い圧迫を避けます。シャント音、スリル、発赤、腫脹、疼痛も観察します。
シャント管理のポイント
内シャント側の腕を圧迫しない、重い荷物を持たない、血圧測定や採血を避けることが大切です。シャント音が聞こえない、スリルが触れない場合は速やかに報告します。
選択肢の確認
1.「導入期には、頭痛や吐き気が起こりやすいです。」
適切である。
血液透析の導入期には、体内環境の急な変化により、頭痛、吐き気、倦怠感などが起こりやすいことがあります。この説明は適切です。
2.「透析中の水分制限はありません。」
誤り。
透析患者では、水分が体内にたまりやすく、体重増加、浮腫、高血圧、心不全につながることがあります。水分制限は重要です。
3.「体重測定は2日おきに行ってください。」
誤り。
透析患者では、体重変化が水分管理の重要な指標になります。2日おきではなく、毎日、できれば同じ条件で測定することが大切です。
4.「血圧測定は、内シャント側の腕で行います。」
誤り。
内シャント側の腕で血圧測定を行うと、シャントを圧迫して閉塞や血流障害の原因になることがあります。血圧測定は反対側の腕で行います。
覚えるポイント
- 透析導入期には、頭痛、吐き気、倦怠感が起こりやすい。
- 透析患者では、水分制限と塩分制限が重要である。
- 体重は水分管理の指標として毎日測定する。
- 内シャント側の腕では、血圧測定、採血、点滴、強い圧迫を避ける。
- シャント音やスリルがない場合は速やかに報告する。