R07A23|令和7年度 准看護師試験 過去問
内分泌・代謝疾患について、正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、内分泌・代謝疾患の代表的な特徴が問われています。
痛風、原発性アルドステロン症、糖尿病、バセドウ病は、それぞれ原因物質や症状が異なります。疾患名と病態を正しく結びつけます。
解説
バセドウ病は甲状腺機能亢進症の代表的疾患です。甲状腺ホルモンが過剰になることで、動悸、体重減少、発汗、手指振戦、暑がり、頻脈などがみられます。特徴的な所見として眼球突出がみられることがあります。
痛風は、尿酸が関係する疾患です。ビリルビンが原因ではありません。ビリルビンは黄疸と関係する物質です。
原発性アルドステロン症では、アルドステロンが過剰に分泌され、ナトリウムと水分が貯留しやすくなります。そのため、高血圧がみられます。
糖尿病は成人だけでなく、若年層にも発症します。1型糖尿病は小児や若年者にもみられます。
ひっかけポイント
痛風は尿酸、黄疸はビリルビン、バセドウ病は甲状腺機能亢進、原発性アルドステロン症は高血圧と整理します。
准看護師としての観察ポイント
内分泌・代謝疾患では、体重変化、食欲、発汗、脈拍、血圧、倦怠感、口渇、尿量、手指振戦を観察します。頻脈、意識変容、著しい血糖異常がある場合は報告が必要です。
選択肢の確認
1.痛風はビリルビンが原因である。
誤り。
痛風は尿酸が関係する疾患です。ビリルビンは黄疸に関係する物質であり、痛風の原因ではありません。
2.原発性アルドステロン症では低血圧がみられる。
誤り。
原発性アルドステロン症では、アルドステロン過剰により高血圧がみられます。低血圧ではありません。
3.糖尿病は若年層では発症しない。
誤り。
糖尿病は若年層でも発症します。特に1型糖尿病は小児や若年者にもみられます。
4.バセドウ病では眼球突出がみられる。
正しい。
バセドウ病では、甲状腺機能亢進症状に加えて、眼球突出がみられることがあります。
覚えるポイント
- 痛風は尿酸が関係する。
- 原発性アルドステロン症では高血圧がみられる。
- 糖尿病は若年層にも発症する。
- バセドウ病では、動悸、発汗、体重減少、手指振戦、眼球突出に注意する。
- 内分泌疾患では、脈拍、血圧、体重、発汗、意識状態を観察する。