R07A149|令和7年度 准看護師試験 過去問
精神看護摂食・依存・認知関連摂食障害
摂食障害について、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、摂食障害の特徴が問われています。
摂食障害では、食行動の異常だけでなく、体重や体型への強いこだわり、自己評価の低下、身体合併症がみられることがあります。
解説
摂食障害には、神経性やせ症、神経性過食症などがあります。過食後に体重増加を恐れて、自ら嘔吐を誘発したり、下剤を乱用したりすることがあります。
身体症状としては、低栄養、体重減少、無月経、低血圧、徐脈、脱水、電解質異常、便秘、歯のエナメル質障害、耳下腺腫脹などがみられることがあります。特に嘔吐や下剤乱用では低カリウム血症に注意が必要です。
発症は女性に多い傾向がありますが、男性にも起こります。治療では、心理療法、栄養指導、家族支援、身体管理に加えて、症状や併存症に応じて薬物療法が行われることがあります。
准看護師としての観察ポイント
体重、食事摂取量、嘔吐の有無、下剤使用、バイタルサイン、脱水、電解質異常の兆候、無月経、気分の落ち込みを観察します。急な体重減少、意識変化、不整脈は報告が必要です。
選択肢の確認
1.発症は男女に差はない。
誤り。
摂食障害は女性に多い傾向があります。ただし、男性にも発症するため、性別だけで判断しないことも大切です。
2.身体症状はみられない。
誤り。
摂食障害では、低栄養、無月経、低血圧、徐脈、脱水、電解質異常、歯の障害などの身体症状がみられることがあります。
3.自ら嘔吐を誘発することがある。
正しい。
摂食障害では、過食後の体重増加を恐れて、自ら嘔吐を誘発することがあります。下剤乱用を伴う場合もあります。
4.薬物療法は行わない。
誤り。
摂食障害では、心理療法や栄養療法が中心ですが、症状や併存するうつ症状、不安症状などに応じて薬物療法が行われることがあります。
覚えるポイント
- 摂食障害では、体重や体型への強いこだわりがみられる。
- 自ら嘔吐を誘発することがある。
- 身体症状として、低栄養、無月経、電解質異常、徐脈に注意する。
- 女性に多いが、男性にも起こる。
- 治療では、心理的支援、栄養支援、身体管理、家族支援が重要である。